四社大祭・綱木之里大名行列
【秋季 四社大祭神輿渡御 】
本社 八幡神社をはじめとする、御本殿に合祀されております鱒淵三嶋神社、諏訪山 大慈寺諏訪神社、末社の正一位若草稲荷神社 四社の大祭となっております。
源頼義公により、創建されてより本年にて962年もの歴史ございます大祭ではございますが時代と共に形を変え、明治より合祀致しました 四社の大祭へと移り変わって参りました。
【限定御朱印】
日頃より、御力添えをいただいておりますdesign studio一筆、墨絵士 小山康博氏より潤筆いただきました四社大祭限定御朱印を今年も頒布致します。(墨絵士 小山氏に日付の御書入れをお願いしております。)
【◆開催日/令和6年9月15日(日) <毎年9月第3日曜日>
◆式典内容/時間、場所
午前9時 本殿例祭(若草神社拝殿)
午前10時 神輿奉遷祭(八幡神社拝殿)
朝日舞奉納
午前10時30分 神輿発輿祭(八幡神社境内)
午前11時 神輿渡御・大名行列巡行、(志たかぢや商店様前交差点から町下まで)
【綱木之里大名行列のお知らせ】
永禄7年(1564年) より、460年もの歴史ございます「神輿渡御・綱木之里大名行列」につきましては、昨年より規模を感染症禍前に戻し午前11時より花火を合図に斎行致ております。
◆出発→志たかぢや商店様前、交差点より町下まで
【牛頭天王坐像、御開帳】
本殿祭後、11:30分頃より一般公開
疫病退散、無病息災の神である「牛頭天王坐像の御開帳」共に境内には、若草稲荷神社境内の茅(カヤ)及び米川地区の葦(ヨシ)にて作製致しました「茅の輪」を設置致しておりますので茅の輪を御潜りいただき心身の清浄、無病息災をお祈りに御参拝ください。
尚、境内には八幡山大誓寺の名残りで御座います文政3年10月に建立されました疱瘡(天然痘)の神である若木(おさなぎ)神社が分祀されており大黒天『撫で石御守』とともに併せまして御詣りいただけますと幸いでございます。
*限定御朱印(遥拝)につきましては、9月15日(日)より9月22日(日)までの御申込日にて書置きのみとなりますがおわかち致します。
※申込書、備考欄へ「四社大祭、八幡神社」「四社大祭、若草稲荷神社」と御希望の御朱印を御記入ください。
*牛頭天王身代御守につきましては、本社 八幡神社にお祀りされております牛頭天王坐像の御姿の御守となっており、いつでも御受けいただけます。(肌守りでございますので、身につけて御持ちください)
《御参拝者様へのお願い》
・大名行列に伴い、全面及び、片側通行止め箇所がございます為、迂回の御協力をお願い致します。
(警備、誘導員がおります。)
*牛頭天王身代御守につきましては、本社 八幡神社にお祀りされております牛頭天王坐像の御姿の御守となっており、いつでも御受けいただけます。(若草稲荷神社授与所受付にて頒布致しております。)
【令和六年 秋季四社大祭神輿渡御:綱木之里大名行列ボランティア奉仕の募集】
本年度にて四社大祭神輿渡御は962年伝承され、四社大祭神輿渡御大名行列は460年もの長きに渡り継承されます米川の伝統行事でございます。
時を重ねます毎に存続、神輿渡御を含め後継者育成、全面・片側通行止め箇所誘導人員を含め50名程の確保に苦慮している状況が続いております。
今年度より、古より伝承され受け継がれて参りました歴史を今後も護り続けて参りたくございます思いを米川氏子地域の皆様方だけではなく御協力をいただき御奉仕をいただけます方々を募集致します。
大名行列保存会様の厚い想いを形に、少子高齢化の続きます当社への御力添えをいただけますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。
食事、宿泊等もございます為、八幡神社社務所まで御連絡をいただけますようお願い申し上げます。
(社務所電話:0220-45-2528)
※いただきました温かな御気持ちを大切にさせていただき人員が集まり次第、終了及び、お断りをさせていただく場合がございます。
米川八幡神社、若草稲荷神社
宮司 櫻 戸 正 道
禰宜 櫻 戸 ゆかり
「綱木之里大名行列」
永禄7年(1564年)に、鳩岡 城主の 葛西民部、少輔の子、孫太郎が八幡神社を再建した時から始められ、御神輿、八流の御幡、獅子頭、太鼓を寄進され、現在まで伝承している由緒ある祭りでございます。
祭日を岩清水に準じて、旧暦8月15日と定め、神楽、流鏑馬を奉納したときからが執り行われて参りました。
宝暦7年(1757年)に御神輿、幡、鉾、猿田彦面等が新調され、安永5年(1776年)の祭礼では先陣方の装束並びに諸道具が揃えられ、文化年間(1810年頃)に鉄砲、脇差し、弓、挟箱等の寄進があり、元治元年(1864年)より 登米町寺池にございます八幡神社より行列の道具一式を譲り受け、神輿渡御の行列に「やっこふり」を加え、
現在の「綱木之里大名行列」の形となり 執り行われて参りました。
現在は、毎年9月第3日曜日「四社大祭神輿渡御・綱木之里大名行列」として受け継がれており、ホラ貝と花火を合図に、袴姿の露払いを先頭に、騎馬先陣、道中奉行、挟み箱や毛槍を持った奴、天狗と獅子、神輿担ぎ、稚児行列と総勢約100名により繰り広げられる一大歴史絵巻となっており。
なかでも、長さ3mを超える毛槍の投げ渡し「お取替え」は見どころでございます。
昭和46年10月8日 登米市(旧登米郡東和町)無形文化財と指定され、現在もなお、綱木之里大名行列保存会により今日まで450年以上もの間、伝承されております。