米川八幡神社
宮城県登米市東和町 八幡神社
【八幡神社】 平成17年3月15日
【綱木之里大名行列】昭和46年10月8日
【太郎坊・次郎坊杉】昭和61年5月26日
登米市(登米郡東和町)
有形、無形文化財として指定されております。
狼河原(米川)の地に八幡の神
戦の折、源頼義公と義家公が陣地とした山の中
風靡き陣幕が開いた瞬間に、白鳩数羽が飛び立つ
白鳩が飛び立った地に『八幡宮』は創建されました。
【米川八幡神社の由緒】
第70代 後冷泉院の御宇康平5年(1062年 平安)11月15日源頼義公、義家公により東和町米川(旧狼河原村)に八幡宮、八幡山大誓寺と共に御創建にされました。
祭日を石清水に準じて8月15日と定め、神楽、流鏑馬を行い永世かわることなく、別当宮内卿亡卒の後二十余年退転して社頭亦荒廃したが建長元年理性坊林光別当職を請け社殿を修営。
其の後永禄7年9月葛西民部少輔殿、子息「 孫太郎」が再興、同15日鎮座式を執行致しました。(別当南光坊兼綱代)
また、八幡宮東側に位置します若草山へは寛政10年(1798年)に正一位若草稲荷大明神が再建され、八幡宮の末社として天倉山に鎮座しております。
明治8年6月村社列格、同40年3月供進社に指定され、同41年12月鱒淵三嶋神社、諏訪山大慈寺諏訪神社を合祀。
【御祭神、菅原道真公】をお祀りする学業の神様 天神社を遷祀し、【御祭神、木花開邪姫命(このはなさくやひめのみこと)】をお祀りする安産の神様、山神社が鎮座。
文政3年(1820年)10月に建立されました【御祭神大日霊貴尊(おおひるめむちのみこと)別名:天照大御神】
大巳貴命(おおなむちのみこと)大国主命(おおくにぬしのみこと)(大黒様の別名)、牛頭天王(ごずてんのう)を合祀する、疱瘡(天然痘)の神である若木(おさなぎ)神社が鎮座。
現東和町、米川八幡神社として受け継がれて参りました。
平成17年3日登米市(旧登米郡東和町)の有形文化財に指定された現在の拝殿は、寛政6年(1794年)に建替えられ、拝殿内には、嘉永5年(1852年)に奉納されました、一枚一枚と同じ絵柄のない172年もの時を経てもなお、色褪せることなのない「花天井」をはじめ、拝殿内外には奉納されました絵馬や俳句額などが掲げられております。
その中には安政4年(1857年)幕末の仙台藩内の著名な俳人5人と村の俳人たちの俳句額が奉納されております。
(※平成23年東日本大震災による修繕工事が行われたことにより、現在は俳句額は取り外してございます)
社殿内には四社社宝随神像、雷神像、八幡像、天神像、牛頭天王の坐像がございます。
(同東和町米川にございます大慈寺様へ、本尊不動明王(木像八尺五寸)、聖観音(木像四尺三寸)、毘沙門天王(木像立像四尺一寸)の奉納がなされております。)
尚、境内へは、八幡山大誓寺の名残りでございます護摩堂を始め、昭和61年5月26日登米市(旧登米郡東和町)の有形文化財に指定されました御神木の「太郎坊・次郎坊杉」がございます。(別名:夫婦杉)
国道を挟んで東側に位置する若草山には、末社となっております正一位草稲荷大明神が鎮座しております。
【令和六年 秋季四社大祭神輿渡御・綱木の里大名行列】
= 限定御朱印、牛頭天王御神符及び身代御守のお知らせ =
本社 八幡神社をはじめとする、御本殿に合祀されている三嶋神社、諏訪神社、末社の正一位若草稲荷神社 四社の大祭となっております。
源頼義公により、御創建されてより本年にて962年もの歴史ございます大祭ではございますが時代と共に形を変え、明治より合祀致しました四社の大祭へと移り変わって参りました。
日頃より、御力添えをいただいておりますdesign studio一筆、墨絵士 小山康博氏より潤筆いただきました四社大祭限定御朱印を今年も頒布致します。(墨絵士 小山氏に日付の御書入れをお願いしております。)
【◆開催日/令和6年9月15日(日) <毎年9月第3日曜日>
◆式典内容/時間、場所
午前8時30分 本殿例祭(若草神社拝殿)
午前9時30分 神輿奉遷祭(八幡神社拝殿)
午前10時 朝日舞奉納
午前10時30分 神輿発輿祭(八幡神社境内)
午前11時 神輿渡御・大名行列巡行、(志たかぢや商店様前交差点から町下まで)
【綱木之里大名行列のお知らせ】
永禄7年(1564年) より、460年もの歴史ございます「神輿渡御・綱木之里大名行列」につきましては、昨年より規模を感染症禍前に戻し午前11時より花火を合図に斎行致ております。
◆出発→志たかぢや商店様前、交差点より町下まで
【牛頭天王坐像、御開帳】
本殿祭後、11:30分頃より一般公開
疫病退散、無病息災の神である「牛頭天王坐像の御開帳」共に境内には、若草稲荷神社境内の茅(カヤ)及び米川地区の葦(ヨシ)にて作製致しました「茅の輪」を設置致しておりますので茅の輪を御潜りいただき心身の清浄、無病息災をお祈りに御参拝ください。
尚、境内には八幡山大誓寺の名残りで御座います文政3年10月に建立されました疱瘡(天然痘)の神である若木(おさなぎ)神社が分祀されており大黒天『撫で石御守』とともに併せまして御詣りいただけますと幸いでございます。
*限定御朱印(遥拝)につきましては、9月15日(日)より9月22日(日)までの御申込日にて書置きのみとなりますがおわかち致します。
※申込書、備考欄へ「四社大祭、八幡神社」「四社大祭、若草稲荷神社」と御希望の御朱印を御記入ください。
*牛頭天王身代御守につきましては、本社 八幡神社にお祀りされております牛頭天王坐像の御姿の御守となっており、いつでも御受けいただけます。(肌守りでございますので、身につけて御持ちください)
《御参拝者様へのお願い》
・大名行列に伴い、全面及び、片側通行止め箇所がございます為、迂回の御協力をお願い致します。
(警備、誘導員がおります。)
【 東日本大震災による修繕前の八幡神社 】
【 東日本大震災による修繕後、現在の八幡神社 】
【米川八幡神社の神様】
【御本殿】
●八幡神社【御祭神】誉田別命(ほんだわけのみこと)こと応神天皇
≪文武の神≫ 武神から生活守護の神へ
【御神徳】:国家鎮護、家運隆昌、殖産産業、成功勝利、教育、交通安全、悪病災難除け、子孫繁栄
【御本殿へ遷祀】
●天神社【御祭神】菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
≪学問の神、受験の神≫
【御神徳】:受験合格、資格合格、詩歌、文筆、芸能、学問上達、学業成就、農業守護、病気平癒
【御本殿へ合祀】
●諏訪神社【御祭神】建御名方命(たけみなかたのかみ)
≪狩猟神、農耕神、軍神、五穀豊穣の神≫
【御神徳】:五穀豊穣、国土安穏、盛業繁栄、交通安全、開運長寿、武運長久
●三嶋神社【御祭神】大山祇神(おおやまづみのかみ)※木花開邪姫命(このはなさくやひめのみこと)の父
≪山の神、海の神、酒造繁栄、軍神・武神≫
【御利益】:農産守護、山林守護、鉱山業守護、漁業、航海守護、商工業の発展、酒造繁栄、商売繁昌、試験合格、家庭平安、安産、厄除け
【御本殿へ分祀】
●蚕影神社【御祭神】雅産霊神(わくむすびのかみ)
≪五穀の神、養蚕の神≫
(御神徳):農業守護、養蚕守護、五穀豊穣、開運招福、災難除け、子孫繁栄
※ 豊受大神(とようけのおおかみ)の娘
【境内社】
●山神社【御祭神】木花開邪姫命(このはなさくやひめのみこと)※大山祇神(おおやまづみのかみ)の娘
≪山の神、海の神、酒造繁栄の神≫
【御神徳】:農業守護、山林守護、鉱山業守護、漁業・航海守護、安産・子授け、火難消除、機織り守護、酒造繁栄
●若木神社【御祭神】:大日霊貴尊(おおひるめむちのみこと)別名:天照大御神
≪疱瘡(天然痘の神)≫
【御神徳】疫病退散(疫病除け)、無病息災、病気平癒
【合祀】
・【大巳貴命(おおなむちのみこと)大国主命(おおくにぬしのみこと)(大黒様の別名)】
≪国造りの神、農耕神、商業神、医療神、縁結びの神≫
【御神徳】:金運アップ、縁結び、子授、夫婦和合、開運厄除け、五穀豊穣、医療守護、農業守護、病気平癒、商売繁昌、産業開発守護、養蚕守護、家内安全、交通安全、・航海守護、厄除け
・牛頭天王(ごずてんのう)
≪防疫神≫
【御神徳】:疫病退散(疫病除け)、無病息災、厄除け
光差し込み本殿を照らす神秘的な風景を…
静粛な空気に包まれながら、
時が止まったように感じる一時の心癒される時間を過ごされに…
巨木の「太郎坊・次郎坊杉」の歴史を見上げていただき…
172年もの時を経てもなお、
色褪せることなく一枚一枚同じ絵柄とない「花天井」を、ご覧に御参拝へお越しください。
〒987-0901
宮城県登米市東和町米川西綱木3
電 話:0220-45-2528
FAX:0220-45-2541
E-mail:hachiman.wakakusainari@gmail.com
【 Facebook 】 https://www.facebook.com/yonekawahachiman
※御朱印につきまして※
八幡神社の御朱印につきましては、令和元年9月15日より頒布開始となります。
八幡神社授与品につきましては、若草稲荷神社の御朱印と合わせまして若草稲荷神社授与所にて授与致します。
若草神社境内内参集所にて待機致しております。(※八幡神社は常時不在と致しております。)